シェイクスピアの名台詞〜Memorable Speeches from Shakespeare〜

このひとは罪を犯し、かつ、罪を犯しておりません。このひとは、私が処女でないと誓いもするでしょうが、誓って申します、私は処女です。このひとはそれを知りません。
Because he's guilty, and he is not guilty.
He knows I am no maid, and he'll swear to't:
I'll swear I am a maid, and he knows not.
作品解説
『終りよければすべてよし』5幕


『終りよければすべてよし』のどたんばでダイアナが出すきわどい謎々。劇の秘かな中心ともいうべき、ダイナミックな役割を負った台詞です。この謎は、この場面に居合わせる人々を翻弄し、そして、真実へと導きます。


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