男装したロザリンドは、自分を慕うオーランドーが、戯れの結婚式の最中に、しきりに「自分の愛は永遠に続く」と言い張るので、ちょっといじわるな気持ちになって、男の愛なんて当てにならないもの、そのおかげで、女は苦労する、と女性の立場から反論する。上の台詞をロザリンドは次のようにしめくくる。
女は娘のうちは花も盛りの5月だが、妻になるとたちまち空模様は変るのさ。
(maids are May when they are maids, but the sky changes when they are wives.)
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