シンベリン王の息子ふたりは、男装したイモージェンが死んでしまったと思い、鎮魂歌を捧げる。『シンベリン』はあまりみるべきものがない作品だが、この歌だけは有名でよく引用されたり、曲にのせて歌われる。曲はつぎのようにつづく。
Thou thy worldly task hast done,
Home art gone, and ta'en thy wages.
Golden lads and girls all must,
As chimney-sweepers, come to dust.
(この世のつとめを果たし、十分な報いを得て、我が家へ帰る。今をときめく男も女も、塵払い人のごとく、みな塵に帰る。)
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