HAMLET. The play's the thing
Wherein I'll catch the conscience of the King.
（王の良心をつかむには、劇こそまさにうってつけ。）
旅役者の演戯にこころ動かされたハムレットは、劇を使って、父の亡霊が言ったとおり、現王が父を暗殺したのか確かめる計画を立てる。 the thingという中学で習うような簡単な英語なのに、シェイクスピアの手に掛かると単純ではない深い意味をになうことになる。しかも、場面の終りを示す一種の記号として〆の押韻対句（thing, King）を踏んでいるため、一層印象的な響きをもって私たちの耳に迫る。
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