シェイクスピアの名台詞〜Memorable Speeches from Shakespeare〜

3月15日に気をつけよ。
Beware the ides of March.
作品解説
『ジュリアス・シーザー』1幕2場


預言者がシーザーに向って言う警告。劇や映画でこの台詞が語られると、ぞくぞくとするが、一体この 「ぞくぞく」の正体は何だろう。シーザーが暗殺される直前、群集の中にこの預言者を見つけ、「3月15日は来たぞ」(The ides of March are come.)と勝ち誇ったように言うと、預言者は「来はしたが、まだ、去ってはいない」(Ay, Caesar, but not gone.)と言う所もやはり、ぞくぞくする。


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