ブルータスはフィリパイの決戦に敗れ、こう言って自害します。憎しみのためにシーザーを暗殺したわけではありませんでしたが、ずっとシーザーに負い目を感じていたブルータスに、やっと平安が訪れます。何度聞いても感動させられてしまう台詞です。やはり『ジュリアス・シーザー』の主人公はブルータスだったのだな、と感じる瞬間です。
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